すぐに伝えたい、お礼の言葉

事故の後遺症で、歩行困難になった私。
歩けなくなってまだ半年しか経っていないので、「できること」「できないこと」の境界線がまだわかりません。

調子の良い日は、コンビニに行くぐらいは大丈夫だと思っていました。
しかし、油断した時が一番危険でした・・。

自宅から徒歩2~3分のコンビニに行った時に自転車と衝突してしまったのです。
当て逃げに近いような形で、激痛で動けなくなってしまったのです。

なんとか自宅に帰り着いてから、激痛と闘う日々が続いていました。
痛みのあまり、家の中さえ自由に動けない状態でした。

精神的にも余裕がなくなり、エネルギーが枯渇したような状態が続いていました。
やっと回復し、ある人に連絡を取った時のことです。

どうしてもわからないことがあって、メールで質問をしました。
お忙しい人なのに、私のごくごく基本的な質問に丁寧にこたえてくれました。
本当にありがたくて、感謝でいっぱいになりました。

私がびっくりしたのは、その人と電話で話した時のことです。
「力を貸してください!」と頼んだのは私で、実際に助けてもらったので、どう考えても「ありがとう」と言わなくてはいけない状況。

私の口からいつもなら出てくるはずの「ありがとうございます」というお礼の言葉がなぜか出てこなかったのです。

肉体的・精神的に疲れきっていたせいか、言葉も重く、余裕というものがありませんでした。いくら余裕がなくなっていたといえ・・。お世話になった人にお礼とお詫びすら、できなくなった自分に愕然としました。

慌ててメールでお礼を伝えたものの、その場ですぐに「ありがとうございます」といえませんでした。

お礼は「後で」と「その場」では重みが違うと、私は思います。
体調のよしあしにすぐ左右されて、基本的なマナーも忘れてしまう自分にがっかりしました。

私の友人たちは、思ったらすぐに「ありがとう」と口に出してくれる女性ばかりです。「ありがとう」という言葉は、すごく気持ちのよいものです。人間関係の潤滑油のような効果があると思います。

せっかく周りにいいお手本がたくさんいるのです。今度こそ体調に振り回されずに、お礼とお詫び。言うべき言葉はすぐに伝えようと思いました。