快適な時間を提供してくれる、ブラックキャブ

最近、タクシーを利用することが増えました。しかし「この道は遠回りなのに・・」と思うこともしばしば。
最短距離を行ってくれたらいいのにと思いつつも、全ての道を覚えるなんて不可能、仕方ないなと諦めていました。

しかし、市内の全ての道を覚えて、最短距離で走っているタクシーがあるといいます。
オリンピックを控えた、ロンドンを走る「ブラックキャブ」です。

名前の通り、レトロな黒い車体のタクシーが目印です。
ロンドン市内の道、全てを暗記しているタクシードライバーだけが採用されるようです。

試験も難しく、ブラックキャブのドライバーになるための予備校もあるぐらいだそうです。
予備校では、全てのルートを暗記するだけではなく、目的地までの最短距離を暗記するとのこと。

スゴイ!の一言です。

日本のタクシーは、最短距離で目的地まで行ってくれることは案外少ないもの。
少しでも安くしたいお客からすれば、最短距離じゃないルートは損した気分になります。

日本にも導入してほしいサービスですね。

タクシーで気になることは、ドライバーさんの接客態度。
タクシーは密室なので、お店などより距離が近くなります。
マナーや態度が気になってしまうもの。

足が不自由な私は、乗車がとてもゆっくりした動きになります。
たまに早く乗って!と急かされ、さすがにムッとする時があります。
障害者用の介護タクシーを使うようになってから乗り降りを急かされてしまうことはなくなりました。

ですが、タクシーのドライバーさんの態度ひとつで、嫌な思いをすることがあります。
先ほどのブラックキャブのドライバーは接遇に関しても、教育を受けているようです。
お客さんが快適に過ごせるように、配慮してくれるのです。

ロンドンに留学した友人によると、ブラックキャブのドライバーは、とても気さくだったそうです。
つたない英語であっても、一生懸命理解しようとしてくれたとのこと。

ロンドンに来てくれてありがとう、楽しい時間を過ごしてねと笑顔で話しかけてくれた時、見知らぬ街に来た不安が少し消えたんだそうです。
もし、ブラックキャブのドライバーが変な人だったら、留学にめげていたかも。そう言っていました。

たかがタクシー。
でも、接客態度ひとつで人をほっとさせたり、怒らせたり。
タクシーは単なる移動手段ではなく、お客様とドライバーの小さな出会いだからかもしれません。