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有田焼の焼き物

私の実家がある佐賀県は、全国的に有名な焼き物である有田焼の生産地です。
ゴールデンウィークに有田で行われる陶器市は、有田焼を安くで買うことができたり、掘り出しものを見つけることができるので、毎年たくさんの人で賑わいます。
もう亡くなったのですが、私の祖父は焼き物がとても好きな人でした。
そのせいか母も焼き物が好きです。
また、有田の窯元に叔母が嫁いだこともあり、家にはたくさんの有田焼の焼き物があります。
私は、あまり焼き物に興味がないのですが、有名な窯元の名前はいくつか知っています。

その有名な窯元の1つが最近倒産したという話を聞きました。
祖父はその窯元の焼き物が好きだったので、家には、その窯元の焼き物がわりとたくさんあります。
その窯元の焼き物は、きれいな白い陶器にちょっと遊び心があるような模様や絵が入ったものが多く、私も結構好きな窯元でした。
人気もあるようだったので、倒産したと聞いて驚きました。
母は、もうその窯元の焼き物は買うことができないから、今あるものを大事にとっておこうと言っていました。

でも、よく考えてみたら、焼き物が売れなくなったというのも分からなくないような気がします。
不景気で焼き物にお金をかける余裕がなくなったというのもあるでしょうし、今は、そこそこのお値段でそこそこの焼き物を買うことができます。
家で使うだけならばそこそこのものでいいと思いますよね。
好きで焼き物を集める人以外はあまり買わなくなったのかもしれません。
有田の有名な窯元の中で、昔は大量生産をせずに、手間がかかった高価な1点ものを多く作っていた窯元があったのだそうです。
その窯元はそれでは売り上げが上がらなくなり、それなりのお値段で買うことができるような焼き物を大量生産し始めたのだそうです。
大量生産を始めてから、その窯元の焼き物は、結婚式の引き出物などに多く使われるようになったのだそうです。
伝統を守るということは大事なことですが、やはり売るということも大事なことなので、世の中の流れに合わせて、守るべきものを守りながらも変化していかなければいけないのでしょうね

母はよく料理が下手でも、良いお皿で出せばそれなりに美味しそうに見えると言っていました。
確かにお皿にだまされるということもあるかもしれません。
幸い、私は、祖父や母から有田焼の焼き物を多くもらいました。
大事に使っていこうと思います。